記事一覧

最近観た映画。生の良作編。

風の吹くまま、気の向くまま。何を観るかは賽の目次第。映画博徒の看板背負って、歩いて見せますキネマの天地。
そう、奴の名は、悪魔超人スニゲーター!

前回は、思ったより面白くなかった映画2本と、思ったとおり面白くなかった1本を、無駄に、長文で、ねちねちと、恨みを込めて語りました。だって1本につき、最低でも90分は時間を無駄に過ごしているのだから、文句だって言いたくなります。一日はたった24時間しかないのです。
今回は面白かった編!!ちゃんと面白かったです。いやぁ、最低でも90分。捧げて良かったな。そう思える映画ばかりです。

51QSSS9N9ZL.jpg


「クライ・ベイビー」
ジョニーデップの初主演作。内容はいたってシンプル!
不良だが、実はイイ奴の主人公と、金持ちでエリートだが人格クズのクソ野郎との、対立を起こしながら、エリートサイドの女の子へと立場を超えた恋愛を育むお話。
ストーリーや脚本は、もう突っ込む気すら失せる直球。悪くいえば、一切の捻りのない展開で、水戸黄門の方が、たまにもっと捻った作品出すぞ。と言いたくなるくらいの直球勝負映画です。
直球で勝負する以上、圧倒的にセンスが求められるわけでありまして、つまりはそこの勝利。それ以外は全面敗北を覚悟の映画ですから、まあそれは仕方ないのですが、センスのみを勝利とし、チーム戦。他全員負けたけどセンスさんだけは圧勝して判定勝ち!という、恐るべきパワータイプの映画でした。
つまりは、50年代の、アメリカにとって、良かった時代。を全力で魅せようとしている。そこが勝負のポイントであり、ここに乗れれば価値。反れば負け。という、男らしい愚作に出た映画なのです。
馬鹿馬鹿しくも、その馬鹿に答える、パワーのピッチャーとキャッチャーの、黄金コンビは、明るいんだか暗いんだかはっきりせず、そこの落としどころも投げやり、という、前回の「ファンダンゴ」には無かった、どこまでもどストレートな魅力でした。
内容?・・・そんなものはないよ。

51PM4M0033L.jpg


「フレディVSジェイソン」
スラッシャー映画というジャンルが80年代にありまして、実際は70年代には既にあったのですが、70年代のスラッシャーは、「悪魔のいけにえ」や、「ハロウイン」だったり、センスに溢れる映画なので除外。実際当てはまる映画は、80年代の、あのメタルのような馬鹿馬鹿しさを全開にするタイプのホラー映画でありまして、大味なのですが、視聴後、腹に残るものがなにもない。という、不思議なジャンルでした。
そんな中でも、トップの二人が激突するこの映画。そんな背景に目を向けずとも、馬鹿なのは最初から解っていました。
面白かったのが、殺人鬼同士の戦いにも関わらず、観ている人間は、自然とジェイソンを応援する内容となっているところでしょうか。
やはり純粋さの勝利・・・。
ここはキン肉マンでいうところの、ウォーズマンを思わせますね。どんなに恐ろしい残虐超人でも、勝ってほしい!と思わせる魅力が確かにある。
本来スラッシャー映画は、殺人シーンが全てでありまして、そこを楽しむことで全てが終わる。という、巨大な綿飴を食べているような、虚しさに溢れた映画ですが、これはメインディッシュに、殺人鬼両雄の仁義無きデスマッチが控えている!という豪華な使用でありまして、スラッシャーは前座に過ぎない。というところが視聴者を退屈させないポイントです。流石です。プロレスを解っていますね。
あとジェイソンって水が苦手なんでしたっけ・・・?突然そういわれるシーンがあるのですが、記憶にありません。しかも後半なんか普通に水の中から出てきたりしてますが・・・。

51W0XGK7QGL.jpg


「理由なき反抗」
ジェームスディーン格好いいですよねー。
だけに留まらない映画。かつてこの作品をこのブログにおいて、開始20秒で面白いと確信する映画。としましたが、実際はその半分の10秒くらいでしょうか。最初の主人公が固定カメラの前で、サルの人形(ボナンザ)を寝転がって拾うシーン。この時点で面白いのです。
ナイフ勝負あり、チキンレースあり、青春の葛藤や恋愛がある!という、解りやすい魅力に溢れた映画なのですが、個人的には、それ以外のシーンが大好きです。
つまりは、解りやすい、なにか、があるシーンではなく、むしろなにもないシーンの方が魅力的で、程よい退屈空間が心地良いのです。
最初のサルの人形(ボナンザ)のシーンなんかが特にそうなのですが、主人公がなんとなく寝転がり、サルの人形を拾うシーン。あ、退屈。なのに妙に印象に残ります。
チキンレース前の、疲れた主人公がソファーに寝転がるシーン。あのシーンだって、無駄なカットで、チキンレース前の、親とのぶつかり合いの前哨なシーンにも関わらず、だるくないのです。面白い。
後のアメリカンニューシネマにある、全体的に演出の少ない退屈、だけれど面白い映画に通じる内容ですね。この映画は特にそういう面において優れているといえる内容だと思います。

ところで嵐の二宮が演劇でやっているのですよね・・・。なんというか、もの凄い度胸です。そうでなければアホーとしか・・・しかもあの赤いジャケットそのままで・・・・・・。
ブラッド・ピッドだって、迂闊に手を出せる内容ではないでしょうに・・・。まあ、設定から考えて、あのくらいガキっぽい外見の方が合うのですけれどね・・・。



面白い映画でした!これを視聴した時間に、払ったお金に悔い無し!
しかし色物映画が足りない気がします・・・。もうある種の縁で、義務だと思い、「トリプルヘッドジョーズ」を今観ております・・・こんなで私の精神衛生は大丈夫なのだろうか!?
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント