記事一覧

天使じゃないデニーロ。テーラード。

今観ている映画!

51muJsduweL.jpg

「俺たちは天使じゃない」
89年のいわゆる成りすましコメディー。あまり有名な作品ではなく、名作でもありません、というか微妙な評価をする人も少なくないのですが、私には大好きな映画。成りすましコメディはこんなでいいじゃない・・・。
脱獄の手伝いを強制的にやらされ、お蔭で逃亡犯となった囚人の二人が、神父に成りすましながら、カナダへの脱出をたくらむという、コメディであり、ドラマでもある映画です。
久々に観たところ、あ、やはり大好き。という内容で、80年代のコメディというと、どうしてもホームアローンなど、ドタバタコメディを連想しますが、しっかり練られた内容でして、勢いに一切頼らぬ、実力主義コメディ。笑わせるというよりは、ユーモアで魅せる内容です。

ortn.png
ヌケ作デニーロ。

それまで悉く、凶悪狂人の役ばかりやっていたデニーロが、冴えない囚人をやっています。ショーンペンも出ていますが、やはり冴えない、どころか軽くぬけた若造の囚人役です。
作中、デニーロは、「本当に成りすます気あんの?」と言いたくなるような、あんまり成りすませていない有様で、細部に対する作りこみの甘さなどといわれてしまったりするこの作品。ですが、その方が雰囲気に集中できて私は好きです。シューレアリズムというものは、あんまり細かなところに気を使い過ぎると、全体的な雰囲気を損なうと思っています。
多少雑ながら、背景はしっかり作ってある。それこそ、この作品の魅力。なのではないでしょうか。(書きながら考えましたが、思った事を正直に書きました!)

ortn1.png
クローズ。

ところで・・・。
「俺たちは天使じゃない」に出てくる、この囚人服なのですが・・・。
これが通常の状態・・・。

ortn2.png
オープン。

開けるとこうなる。普通のテーラードジャケットではございませんか。しかも5ボタン!
つまり、閉じると普通の一つ襟の上着なのですが、襟を上げれば立ち襟、開けるとテーラードジャケットと同じという、ピーコートタイプの品なのです。
襟の形、機能性、ボタンの数、全てにおいて、私の好みでありまして、こういうテーラードジャケットいいよね。というイメージまんまでございます。
思えばこの映画は、舞台が30年代なので、私のイメージする、理想のテーラードジャケットは、~30sのデザインなのだと思われます。
しかしこの襟のタイプ、名前はなんというのでしょう?知っている方がいらっしゃったら、そっと教えて下さい。
「知るか、そんなもん」といわれるかもしれませんが、本気で気になります。どうぞ、どうぞ識者の方、私に教えを・・・。これは結構まじなのです・・・。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント