記事一覧

クールなボンクラ戦争モノ。

さて、本日もこの靴ブログにおける、最多カテゴリー記事、映画カテゴリーを一つ増やすと致します。
最近観た映画・・・。

51QFCD0ZiUL.jpg

「ハートロッカー」
私、戦争映画というものは基本苦手でありまして、観ること自体滅多にないのですが、大脱走を除けば、相当久しぶりに観ました。そして大当たりでした。
戦争において最も危険な仕事、爆弾解体処理班という仕事で、冒頭いきなり一人死亡。代わりに現れた、男のお話なのですが・・・。

20150521213803.jpg


イラク戦争において常に冷静沈着で爆弾を処理し続ける主人公は、傍から見て、はっきりいってクレイジー。狂人にしか見えず、チームの中でも完全に浮いた存在。
チームである以上、仲間はいつ主人公の巻き添いを喰らって爆死してしまうか冷や冷やしながらの任務。しかし主人公は一切ミスを犯さず、その腕を発揮し続ける・・・。
という内容なのですが、ストーリーが動くのは中盤から。テロリストの仕掛けた、子供の死体に爆弾を仕込むという人間爆弾に遭遇してから、主人公の人間らしさが見えてくるのですが・・・人間らしさが見えてくれば見えてくるほどミスが出てくる。
これはベトナム戦争においても散々取り上げられたテーマですが、戦祖において求められるのは人間性の欠如であり、余計な事を一切考えない思考であります。

large4.jpg
爆弾がいっぱい。

しかし、イラクでテロリストが狙うのは、アメリカ軍よりもむしろイラク人自身。完全に弱者に向けられた爆弾であり、非道な目的に作られたものなのです。それを黙って解体し続ける。それでいいのか?クソ野郎の爆弾を解除したらあとはほったらかしでいいのか?と、主人公は徐々にメッキがはがれてくるのですが、それによって、主人公は案外普通な奴。ぼんくら。考え方によってはダメな奴という姿へと変って、いや、戻ってゆくのです。

0f994f1a.jpg
数少ない戦闘シーン。これも狙撃し合いの地味な戦いで良し。

しかしこの映画の最大の魅力は、終始漂う緊張感でしょうか。
バカスカ撃ち合わないのですが、しかしいつどのタイミングで死ぬのか?それが解らない。爆弾だっていつ爆破するのか、処理班チームも極限ですが、観ているこっちもヒジョーに疲れる緊張感に溢れています。

戦争映画は陰気で観ててうんざりするだけ、もしくは爽快しすぎてそれはそれでうんざりなのですが・・・これは非情に良かったです。
是非、観る映画に迷ったら、是非!最後の主人公の悲壮な選択もまた良し。その選択とはなにか?それは観て確認するんだ!
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント