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映画の、今、昔。

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ホッケーマスク以外見所が・・・。

恐らくは15年以上ぶりに「13日の金曜日3」を観る。これはジェイソンが、初めてホッケーマスクを被る、ホラー映画界においては記念碑的作品。シリーズの元ネタとなった作品である、「悪魔のいけにえ」は大好きな映画だし、やっぱ押さえとくかー。と観た作品ですが・・・・・・。
感想は・・・つ、つまらない・・・・・・。全然面白くない・・・。
そもそもドラマ性が全くなく、ただクリスタル・レイク湖へ遊びに来た男女が殺される。やるなら後のシリーズのように、無敵のジェイソンが超パワーで終始ぶっ殺しまくればいいものの、初期は慎ましく大人しい。作品の50分は男女がいちゃつき、ハイ、こいつらおっ死にますよ。というフリで、20分は、あっヤバイ!と思ったら、全然大丈夫だった。ジェイソンじゃなかった!というフェイントで、残りの15分くらいがジェイソンに襲われるシーンでした。
追われる。という恐怖もなく、一人一人、確実に殺されていくという、ジェイソン、忍者スタイル殺しであるため、本当にただジェイソンが現れた瞬間イコール死亡シーン。
折角のアンチヒーローが出番短すぎて盛り上がれない・・・。
単なるショックシーンの羅列。流石に最後の一人はジェイソンの存在に気付き、逃げながら戦う、まあまあ緊張感のあるシーンですが・・・・・・問題は初期のジェイソン、よ、弱い・・・。3対1ならまず負けないくらいには弱い。というか大の大人ならもしかすると一人で勝てるんじゃ?くらいに弱い・・・。

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そっくりさん。この人じゃ10人がかりでも勝てません。

これはつまり、ホラー映画というものが雰囲気や設定重視から、ショックシーン、スプラッターシーンという、解りやすさ超重視という、非情にシンプル演出に傾いた80年代だからこそ産まれたもので、僕が求めた、元ネタ映画にあるような、「悪魔のいけにえ」における、あのひたすら気色悪く、不気味で、闇の中を覗き込むような、敵のこいつら恐ろしいまでにセンス最悪だ!と思えるような感じが必要とされていないのでしょう。

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ただしエイリアンVSプレデターは・・・。

そう考えると、少なくともアメリカの映画って、凄く成長したなぁ。と思います。
単純に同ジャンルでも、「フレディVSジェイソン」はストーリー性、サスペンス、起伏性、全てがあります。
思えば80年代のアメリカホラー映画など、はっきり言って嘲笑の対象ですらあった感じがあり、ジャパニーズホラーなどと、実は傑作などほとんど出していない(「リング」と「呪怨」と・・・あとせいぜい「仄暗い水の底から」以外なんかありましたっけ?)国産ホラーが持て囃される幻想の要因に一躍かってくれていましたが、最早そんなものはずっと昔の話と言うことなのだと思います。

かつては古い映画を、なんとなく雰囲気で眺め、今の映画はCGが凄いだけだよ。などと、見下し感を持ち、観る前から軽んじていましたが、もうそんな考えは古い古い。上質な作品が沢山です。全く、こんな贅沢ありなのかな。と思うくらいに。

むしろ今、かつて見下していたアメリカの映画の雰囲気を一番体言しているのは邦画のような・・・。要するに80年代感が出すぎなような・・・・・・・・・業界人さんよォ・・・・・・もう2010年代なんだよォ・・・。
それとそろそろ貞子のそっくりさんを出せば良いという発想は捨てて下さい・・・。
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