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謎の羽ばたく自由人。

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ふと思いました。こいつ、一体何年の品なのでしょうか?
フリーマンなのですが、ロゴはイッツアフリーマンタイプでして、ようするに50sの靴。というざっくりした判別で見ていましたが、考えてみれば、タイプはロングウイング。ビン靴界隈の方なら御存知でしょう。50sのロングウイングは相当珍しい。
ロングウイング!50年代!といううたい文句でオークションに流している人がたまにいますが、正直あれを見て、オイオイ、度胸あんなこいつ。と思っていました。
この間もそんな手合いがおりまして、なんとフローシャイムというから驚き。うそーん、まぢで。なんて開いてみると、ガックリ、VARSITY。本当はバッシチーが流れているのは嬉しいはずなのに、このガックリ感。やってくれるぜ。巻き上げタイプはインペリアルより前だよ。という年代判別がまだ定かではなかった時期の生半可な知識でうたい上げているのでしょうけれども、下手すりゃ落札者とガチバトルが待っているのでは・・・?と思ってしまいました。(意図的かもしれませんが・・・)

何故突然気になったのか。それは、最近私の心は皇帝に回帰しつつある。
そもそも界隈で、70sインペリアル辺りは再注目を受けている感じがあります。
なにゆえか?そもそもよォ、70sインペリアルで一喜一憂していたのなんて、ビン靴ブログ界隈じゃ2013年頃じゃねーか。(懐かしい。あの頃は私はブログを完全に見る側でした)なにを今更。というところですが、理由は単純明解でして、着用に困らないという、靴としての、本来であれば最大の美点の一つを兼ね備えているからです。
そしてデザインは・・・プレーンも良し。Uチップも良いですよねー。(こっちは結構レアですが)内羽根ロングもいいよね!(こっちは希少すぎて・・・)

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しかし今やはり興味をそそるのは、ケンムーア王道ロングウイングでしょうか。
なにゆえか?それは、私にとってビン靴に対し、本格的に興味を抱くこととなった切っ掛けが、ロングウイングだからなのです。
というのは、元々私はウイングチップというものに対するイメージが弱く、例えばABCマート。あすこで扱っている、安物ウイングチップというものは、ごちゃごちゃしているがそのくせ、見るからに軟弱。けっ、見せ掛けだけかよ。だったのですが、ある日古着屋で手に取ったロングウイングは、威嚇的にその大きな翼を広げ、そんな軟弱なイメージを一撃で粉砕し、これが男の靴ってやつよ、坊主。と、圧倒的パワーで私に訴えかけてきたのでした!

正直改めて1足ほしい。しかしロングウイングといっても色々ありますね。単純に分けても、代表として・・・。
「FLORSHEIM IMPERIAL」「NETTLETON Traditionals」「Allen Edmonds MacNeil」
ううん。迷うところです。

ところでこの辺も俄然気になる。ロングウイングと一言で表しても、奥が深い。冒頭のフリーマンがそうであるように、60s以前のロングウイングって明らかに特殊なんですよね。

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フローシャイムS1437。
ビン靴界でコイツを狙っている人は、700万人ほどいるといわれているまぼろしのロングウイング。ていうか、53年の広告なのですが、そんな時代に既にあったんだ!と驚かれた、資料的にもびっくりな1足。
見たいですよネェ、現物。

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ロブリーFLYING WING。
54年の広告で、フローシャイムとはほぼ同期。なんと巻き上げタイプという、やっぱこのタイプ見ると古いイメージ湧くよね!というのを体言してくれている品。
よく見ると赤シボ。コバがキレーで、巻き上げ。なんて珠玉のロングウイングじゃないですか!
読んで字の如し、飛んでいる羽根という意味ですが、羽根が収まっているショートウイングと違い、ロングウイングとは、翼を広げ、羽ばたく姿をイメージしているということなのでしょうか。
ホラ、威嚇的に翼を広げているってのは間違ったイメージじゃなかったんですよ。

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ブリティッシュウォーカーのロングウイング。(小さくて読めない・・・)
やたらとスマート。しかもスペクテイターに見えます。
恐ろしいことにこいつ、48年の広告であるため、ロングウイング生息の痕跡、私が見た中では記録更新なのです!
40年代のロングウイング・・・き、気になる・・・・・・。とても素直にロングウイングしているとは思えません。50s(であろう)フリーマンロングウイングが明らかに特殊なのですから。

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いやぁ、基本のロングウイング。気になるものばかりですね。
えっ、何で急にロングウイング特集なんてし出したのかって?・・・・・・実は本日、茶Beaconを発見し、この間バッシチーしたばっかだしなぁだなんて迷っていたら即決くらい取り逃がしたという涙を呑む悲話がありまして・・・。
よよよ。そんな高くなかったのだし、素直に手を伸ばしておけばよかったです。よよよよ・・・・・・。
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コメント

No title

ビーコン、ワイもメイクオファーかけてみました。30ドルで。ダメでした。そのあいだに、いつのまにか誰かにさらわれました。でも、結構、キズもありそうだし、これで良かったのだと思うことにしてます。

そういえば昔持ってたこれ。
http://ameblo.jp/pastor-kuromame/entry-12141968117.html
これがビーコンだったんだなあ、と今更気づいてみたり。飾りステッチ+ソフトめのシボ革がビーコンですね。これ、サイズ表記のわりにキツかったので放流しちゃったんですが、今思えば、結構勿体なかったなあと。デッドですしおすし(-_-;)

No title

>クロマメさん
ビーコン、ワイもメイクオファーかけてみました。38ドルで。ダメでした。そのあいだに、いつのまにか誰かにさらわれました。
大分乾燥してるっぽかったですね、「ゾンビ3」級のカラカラっぷりで、戸惑いました、正直。でもこれで良かったんだなと思うことにしてます。ファッキュー。

こいつの薄色ですね。しかしこのヒールは通常40s仕様なのですが、何故でしょう・・・ビーコンは特別枠なのでしょうか・・・?
しかし9Dでキツイとは、大分細身のヤローだったのでしょうか。となると本日のあやつは私にも細すぎたかもしれません。
これで良かったんだなと思うことにします。ファッキュー。

No title

70年代のフローシャイムロングウイング持ってますが、ガシガシ履いてます。革が丈夫でクラックも気にせずに履けるのがいいですね。

でもちょっとワイズが狭く、羽根が開きまくった状態で履いてることもあり、ワイズのもうちょっと広い、状態の良い70年代が欲しいと思ってるところです。

とは言っても60年以前のペアも気にはなりますけどね(^-^;

No title

>Ironさん
その辺はいいですね。気にせず履けます。傷ついてもあんま気になりません。というかシボ革なので多少傷ついても気付きもしませんし。
売っちゃいました。勿体ねぇっ。

どうしてもミッドセンチュリー時代のものは気になってしまいますね。あの特異なデザイン。離れられないんですよねぇ・・・。
ミッドセンチュリーと70s。40年間の靴を探しているわけです。そりゃあ靴棚もえらいことになって当然ですね・・・。

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