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さらば、ロメロ。

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前回書き損ねた靴記事を、今度こそ。なんて思っていたら、うっげええぇぇ!!そんな、嘘でしょう!
ジョージ・A・ロメロが亡くなった!?靴記事どころじゃねえ!
ビン靴界隈の方々は、こんなこといわれても、綺麗さっぱりピンと来ないでしょう。誰だそいつは。フランスかイタリアの片田舎に住む、貧乏靴職人の名前かえ?なんて。

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オススメは米国劇場版かディレクターズカット版。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」(邦題ゾンビ。お蔭で非常に検索しづらい)の監督ですよ!
ちなみにリメイク版も出ていますが、当然オリジナルです。「ドーン・オブ・ザ・デッド」で検索すると、ほぼリメイク版が出ますのでご注意を。
この映画について本気で語ると非常に長くなります。丁度この間、久々に会った友人に、まさかのゾンビ映画トークをしましたが、ヒッジョーに長くなりました。死体が歩いて人を襲う映画。かのようなゲテモノに対する熱弁!それを迷惑そうにせず聞いてくれた友。大事にしなければならない相手に違いないですね。
長くならぬように語れば、60年代後半から80年代中盤まで、怪物を出すか、ショックシーンを多用するだけの浅いホラー映画界に風穴を開ける、恐ろしく深みのあるホラー映画を生み出した、超絶的に偉大な御方でして、この御方がいなければ、現在のホラー映画の状況は変わっていたといい切って、一切差し支えない御方なのです。
例えば雑誌、映画秘宝でオールタイムベスト映画というものを、映画好き著名人を集め、最近出版していますが、「ドーン」は、ぶっちぎりで2位でした。ちなみに1位は僅差で「悪魔のいけにえ」スムースレザーを切り刻む、憎きあいつの映画です。(あっ、ちなみに3位は「マッド・マックス 怒りのデスロード」でした。ホラー限定企画ではないと念のためはっきり明記しておきます)
さらには、ゾンビは魔術師の命令をひたすら聞く、トランプの兵隊のような存在から、独立し、人の肉を求めてさまよう存在。という設定や、ゾンビに噛まれた人間もゾンビになるという感染設定、世界中(街中)がゾンビだらけになって、ある種のカタストロフ映画としての設定など、全てこの御方のアイディアだったりします。

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その御代が亡くなった・・・。
御代は90年代から、半引退状態にあり、ファンからの熱望で再びメガホンを取って、「ランド・オブ・ザ・デッド」などを撮りはじめましたが、評価は、ビミョー。私の評価も、ビミョー。おほほほ、反応に困った困った。
まぁ、アレはファンへの感謝ムービーみたいなものとして受け取っております。
強いて評価すると、ゾンビ映画でたまにある、ゾンビとマッド・マックスを合わせた雰囲気の映画!という、ハズレの方程式みたいな手法では、最も面白い映画だとも思います。まぁ本当に面白かった?と聞かれると、反応に困るところではありますが・・・。
でもいいんです。御代が再び立ち上がり、もう一度ゾンビを撮ってくれるだけで嬉しい!そんな極めて奇特な思考を持つファンが、実は世界中、数知れずいました。大した広くもないビン靴ブログ界隈に、こうやって1人、ちゃんと存在しているのです。きっとあなたの隣人にも・・・。

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作風は、ゾンビというキワモノを映しつつ、しかしそんな極限状況において、人間はなにを思うか?そして現在の社会情勢から考え、ゾンビが現れた場合、この世はどうなってしまうのか?
実はとても社会派の人でして、(それが晩年足を引っ張る要因でしたが・・・)普通のホラー映画にはない、深み、そして普通のドラマにはない、ドラマ性まで描いた御方なのです。
実際、「ドーン」は、途中からゾンビという怪物はさておき、主人公達が愛おしくなってくる、非常に上質な人間ドラマです。

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好みは分かれるタイプの映画だと思いますが、「ドーン・オブ・ザ・デッド」是非一度ご覧になっていただきたい映画です。
今まで何人かに、半ば無理矢理に観せた映画ですが、今のところ否定的意見0%の映画です。
劇中70年代のフローシャイムやハノーバーの店舗も出てくるので、ビン靴愛好家にとっても必見。ということで、是非観ていただきたいものです。

もし面白ければ、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」もオススメです。当然リメイク版ではなく、オリジナル版。(リメイク版は半公式なので結構厄介なんですけれどね・・・)
ゾンビ映画はハマると危険です。「ドーン」に受けた衝撃を忘れられず、数年という歳月を捧げ、こっちの脳がゾンビのように腐敗するのではないか。と思えるくらいに下らないゴミ映画をひたすら漁り、数少ないアタリを引くまで粘り続けるという、賽の河原、なんの因果じゃ。って、地獄のような体験をする羽目となりますので、それはご注意を・・・。あ、ちなみにこれ、完全な経験談ですから。

追悼の意を込め、「ドーン」を観ようかな・・・。なんて思いましたが、なんと先週観たばっかなのでした。
じゃあ「ナイト」を・・・って、そっちは先月観た!「デイ・オブ・ザ・デッド」(邦題、死霊のえじき。ナメてんのか!)はなぁ・・・もの凄く気分の悪くなる映画だしなぁ・・・。
先日も軽く触れましたが、今度ゾンビ映画大特集をやるつもりでいます。連動して靴ネタに絡めようとして温めていたネタなだけに、出鼻をくじかれた。という気分でいっぱいです。(連動する靴ネタがあと一歩足りないので、書いてるのはいいですが、出せないんですよねぇ・・・)

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ロメロ御代。お疲れ様でした。私はあなたの遺した映画を、これからも、骨までしゃぶるくらいに楽しませていただくつもりです。
・・・まぁ、とはいっても、そろそろロメロ御代は青白い顔をしながら、甦っていることでしょう。
ロニー・ジェイムス・ディオが、実は吸血鬼として甦っていることだって私は知っています。彼は地獄の契約によって、リッチー・ブラックモアもくたばって、吸血鬼になったときに、同じく吸血鬼と化しているコージー・パウエルと共に、レインボーを再結成する気だということくらい、当然知っています。
それなら当然、ロメロだってゾンビになるよねー。
そして「デイ」のゾンビ、バブのように知性を取り戻し、新作映画を撮ってくれることも知っています。ワタクシ、この辺に関しては、CIAと同じくらい、敏感に気付いているのです。
新作、待っています。私もゾンビになる前に完成させて下さい。R.I.P.・・・じゃなかった、さっさと起きて!
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