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私、映画を観る。

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映画で発見しました。素敵な靴ですね。
スペクテイターのパンチ仕様。Uチップと呼ぶのが一番近いのですが、これはそう呼ぶには違うデザインかと思います。40sによく見かけるデザインです。
実際いつ頃のものなのでしょうか?70年代の映画ですが、履いている人が137歳(!?)という設定なので、恐らく当時でも相当古いものを意図的に選んで履いているのではないでしょうか?映画の衣装にしてはやたらと年季の入った靴ですし。


さて、映画の話の続きとして、私が今年観た映画ベスト&ワースト集を。
え?何故4月にベスト?意味なんてありません。突然やりたい気分になっただけなのです。

ベスト①
「セルピコ」
この間記事にした通りですが、非常に良い映画でした。
警官である主人公の格好がやさぐれてく毎に、警察署内の周りからは嫌われながらも、正義感が鋭くなってゆく。タクシードライバーの逆バージョンといったところでしょうか。しかし実際は同じ方向に進んでいるのです。
印象的だったシーンは、主人公がやさぐれ始めたときに、仲間の警官から犯人と間違われ、「どうせ格好からしてろくでもない奴だろ」と、無警告で発砲されるシーン。

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このシーンで決定的に距離を感じ、周りを信じられず、そして・・・。という内容なのですが、なんとも尾崎的な警官です。
しかし尾崎のように窓硝子を壊して周るわけにも行かず、どうしよう、どうしよう。で戦う姿はファンタジーな警官モノとは一線を画していました。


ベスト②
「レスラー」
大好き、ミッキーロークの主演映画。
若い頃に人気レスラーで煽てられ、中年になってなにもかも失った男のお話。
落ちぶれモノとしてはよくあるタイプですが、そんな主人公を批難するものはほとんどおらず、むしろまだ現役でいることを尊敬する人ばかりというのがこの映画の魅力です。
安易に「お前は間違っていた」と言われても、「じゃあどうすりゃいいんだ」って映画ですからね。
しかし主人公本人が、もう限界であると気が付いてしまい、・・・それで・・・・・・どうしよう?な内容です。
悲惨すぎる内容ですが、曲がっていようが知ったことか!という男の生き様が冴え渡る作品でした。
後半入場曲でガンズアンドローゼスが流れた辺りから私はウルウルと・・・ウルウルきたんですよ。


ベスト③
「ダージリン急行」
コミカルに描かれた、インドを旅して不仲気味の兄弟愛を育み、インドに逃げたママンを探そーぜ。という内容。
ただの現実逃避映画に見えて、そんなことない名作でした。
中盤までは、当然の如くベコベコな不仲っぷりで、やる事成す事上手くいかず、ついには電車から追い出される始末。
しかし面白い映画である事は、映画が始まって2分で確信しました。掴み方が非常に巧みでした。(ちなみに理由なき反抗では20秒でした。あれは凄かった)
インドの民謡はいいです。サントラにまとめてくれたらほしいくらいです。



ベスト④
「ナイト・オン・ザ・プラネット」
ジムジャームッシュの映画なので、内容も確認せずにDVD購入。案の定面白かったです。
ただひたすらタクシーの中で会話をし続ける。それだけの映画。なのに面白いのです。
タクシーという、一期一会。どこかに目的地がある、ロードムービー的な魅力。色々ありますが、この小話力の高さ。ジムジャームッシュだから面白いんだよ。というところが落としどころでしょうか。この監督なら間違いありません。タランティーノとこの人は、どうもこの時期小話の神にえらく気に入られていたようですね。
ですが・・・小話で2時間超えは流石に飽きますよ監督・・・・・・。面白かったですけどね。


ベスト⑤
「ランブルフィッシュ」
ミッキーローク再び。何度観た映画でしょうか。
まだ若いはずなのに、くたびれた感じのあるミッキーローク。この映画でもミッキーは悲劇的な最後。大体この人はこんな感じの映画ばっかだなあ。
当時、ジェームスディーンの再来とまで言われた美男っぷりは悲惨な役ばかりに疲れ果てたのでしょうか?
まあ、私はそういうの大好きなんですけどね。





ワーストゾンビ

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「ゾンビヘッズ」
主人公が銃を持つシーンのない映画なのにコレ。パッケージ詐欺はこの界隈の基本戦術ですので気にしない。
ゾンビ旅青春スプラッター恋愛コメディーホラーという、ゲテモノっぷりが遺憾なく発揮されている作品。にも拘らず、案外面白かったです。
きっと1ミリも期待しなかったのが、吉と出たのでしょう。
ゾンビコメディーは緊張感がなく、ただ悪趣味スプラッターバカ展開が続くものばかりですが、これにはシリアス担当黒人(ゾンビ映画に重要ポジションは黒人。お約束ですね)がいるため、馬鹿馬鹿しくも張り詰めた雰囲気があります。お蔭で同時期に観た、ロンドンゾンビ紀行よりもずっと楽しめました。
当然微塵も恐くないので、あくびをしながら楽しめるクソ映画となっております。


ワーストサメ

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「ダブルヘッドジョーズ」
タイトルとジャケットの時点でオチている映画です。
どうせ一回に二人喰われる映画なんでしょ?見た目のインパクトだけなんでしょ?
その通りでした。
しかしお約束が所々にちりばめられており、サメと人間の、プロレス。あるいはドリフコントで、解りきってるけれど面白い。という内容です。頭バカにして観る映画です。
船から近くを泳いでいたら次の瞬間えらく遠くを泳いでいたり、と思ったら近づいたり、浅瀬だったり、突然深いところにいたり、サメの体当たりで島が崩れたり、突然何の前振りもなく大津波が起こったり、CG何度使いまわすんだテメーラ。だったり、余計な事を考えていると置いてかれる。というか、あまりのレベルの低さに、置いていってしまう映画なので、脳には眠ってもらって、脊髄で楽しむ映画です。
当然最後は爆破オチです。


ワーストジェット

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「ワイルドゼロ」
世界最強のロックンロールバンドであるギターウルフが活躍する映画です。
内容は・・・変態と揉め、ゾンビが発生し、主人公の男同士カップルを助けるためにウルフが向かい、ついでにゾンビをぶっ殺しまくって、因縁の変態から、目からビームを受けたりしながらも爆殺し、UFOをギターの仕込み刀でぶった切りハッピーエンド。という内容です。
ゾンビ映画ではなく、ロックンロールジェットムービーなので、ゾンビはおまけです。ウルフ格好良い。
邦画なので他のDVDより高かったですが、微塵も後悔しておりません。
尚この映画、タイ軍の全面協力を受けて製作したそうです。タイは話の解る、鋭いセンスを持つ国のようですね。


ワーストSM

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「ヘルレイザー」
あれ?有名なホラー映画の御代。ピンヘッドが全然でてこないじゃん!!
こんな空振りは久々です。さすがシリーズ初代。やってくれます。13日の金曜日だってジェイソンは出てきませんし、ど畜生と唸る程度の許容範囲でしょう。

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ところでこの映画のピンヘッドの仲間。チャタラーが、凄くどっかのハザードゲームでお見かけした気がするんですが・・・。具体的にはバイオハザード3で。


ワーストガイキチ

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「悪魔のいけにえ」
近所にレンタルしている店がないので、ずっと観れずにいて、しかし、ホラーに愛好意識があるならいつか観ないと・・・。仕方なく購入いたしました。
売り手は思いっきり足元を見ているので高いんです!ファック野郎どもめ!
ひたすら汚らしく、重たく不気味で、骨一本の映し方も邪悪に上手く、ホラーといいうよりは、視覚から製作者の嫌がらせをひたすら受けるような内容でした。
実際主演の方々は嫌がらせを受けまくって、例えばヒロインの指から出血シーンは、本人に一切知らされておらず、ガチだったと知って、ああ、やっぱりな。と思えるような邪悪さでした。
スプラッターシーンが一切ないので、今一つ警戒しない精神に突き刺さる、フェイントっぷりがまた嫌ですね。
また主人公っぽい男がいるのですが、最初に死んじゃいます。突然闇夜に放り出されるような不安な気持ちになります。だって次に誰が殺されるのか、そもそも生き残れるのか解らなくなります。そっからは受け入れるしかない、嫌がらせ映画でした。

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尚、上のステキな靴は、この映画のこの人の靴でした。殺人鬼一家のじい様。

長い内容ですが、お蔭ですっきりしました。皆さんDVDを買って、特にワースト作品で時間とお金を浪費しましょう!私のように。
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