記事一覧

恐るべき武器

プロジェクト革ジャンの色を塗り替える。

上から染料を塗ればいいだけではなく、当然複雑。というのは、革製品には、簡単に色が抜けないように、染まらないように、定着剤が塗られているからであります。
解っちゃいたのですが、実際染料を塗っても、ちゃんと染まりきってくれないのです。

という訳でありまして、革の職人さんが定着剤落としである、アセトンを貸して下さいました。(リムーバーを凶悪にしたようなものです)
一人では無理でも、三人揃えば文殊の知恵。まして職人と組めば2000万パワーは約束されますね。

そのアセトンの実力ですが・・・。
塗ると一瞬で革の色が鮮やかな色に変る・・・。つまり表面の汚れなどが一瞬で飛ぶのです。定着剤も落ちるため質感も変化します。凶悪過ぎて、とても靴には使えませんが・・・。効果は確かなようです。
その上から布で擦り続けると・・・、布がどんどん茶色に。つまり脱色に成功しているのです。こいつは強烈だ!

そうして再度塗ると・・・。

20160507_202057.jpg

左がアセトルを塗った箇所。右が通常。
色のつき方が全然違いますね。

これはなかなかいいものを貸していただけました。
もしかすると薄める事で、靴の蘇生に関しても効果を成しそうです。
あまりに汚い靴を、駄目元で試してみたくなります。どこかに手ごろなモルモットがないでしょうか・・・?

なににせよ、既製品の革を、より濃いという条件付きですが、別の色に染め替える事は可能という希望が見えてきました。

hyn.jpg

ノートンの啓示は達成できるやもです。



観た映画。

158643_01.jpg


「ゾンビヘッズ」
今年の頭に観た映画なのですが、もう一度観てしまいました。
いい映画はもう一度観たくなるものです。お蔭で私の部屋はDVDだらけです。

dhs1.png

ゾンビに追われる主人公。ではなく、何の因果か、ゾンビにされてしまったものの、人間性を保ったまま甦ってしまったという主人公のお話です。
ショーンオブザデッド以降に山ほど産まれた、ゾンビコメディの一種なのですが、主人公がゾンビ側。そもそも主人公達以外のゾンビは冒頭にしか出てこない。これはかなり異色の作品でしょう。
つまり、理解されない。喜ばれない。恋人だろうがあわせる顔がない。完全な逆境からスタートというお話です。
全体的に、お話はホラーというよりは、ピクサーのディズニーアニメを観ているような気分になる映画です。お話の方向性は恋愛や青春で、不快なものは取り除かれていて、人の(死人の)成長や冒険が魅力なのです。

dhs2.png

主人公達は最初、上手い事逃げるので、悠々としてコミカルですが、追う方は命がけ。
そのためゾンビコメディにありがちな、ドタバタと人の生き死にを馬鹿馬鹿しく表現した、悪乗りのような展開がないところが良く、特にこの黒人キャラは、シリアス担当でして、しっかりとシメるところはシメてくれます。
またこの黒人キャラが、ゾンビ映画の過去の名作のキャラにそっくりで、ゾンビ映画が好きならクスリとくる。そういう小ネタもピクサーがよく仕込んでいそうなネタです。

dhs3.png

キャラクターの立たせ方も上手いです。
無能秘書。バカ友人。ペット担当の大男ゾンビ。下ネタ老人。

dhs4.png

悪役も良い奴もいれば、観ている人のヘイトを一身に背負ってくれる憎まれ役もいます。

欠点は、ピクサーアニメらしい、都合の良い仲間が主人公を引っ張ってくれすぎるところだとか、アメリカオタクこと、ナードを意識しすぎた作品なことでしょうか・・・。まあゾンビに限らずホラー映画でそれを嫌っていると観てらんないので別にいいのですが・・・。
それでもやりすぎだと気が萎えます。これはギリギリ可のラインですが、酷いものになると、ナードのナードによるナード賛美みたいな展開になってしまうのでありまして、そういうのは観たくありません。

そんな内容です。初心者向けの要素の強い、前向きで優しいゾンビコメディーです。
誰か間違えて観てしまうのを私は心待ちにしています。そして観てしまった人に、ニヤリとしつつ、悪い道に引き込んだ事を喜ぶのです。


皆様の気の迷いを心待ちにしております。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント