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たまにクソ処理


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期待して観た映画がクソ級だと、衝動的に暴れたくなったり、しばらく映画を観たくなくなったり、ビンテージ靴で5桁の値段のものを買いまくりたくなるため、非常に危険です。
そのため期待が湧く映画は、事前に綿密なリサーチが必要です。油断していると無防備な精神の柔らかい部分がやられてしまいます。

しかし最初からクソ映画だと理解して観ると、そうでもありませんね。
鬼面毒笑くらいで済ませられます。何も破壊せず、無駄遣いを抑えられ、良い事尽くめです。クソ映画を観る際は、覚悟。これが必要です。
クソ映画を観なければいいだけのことなのは解っていますが、身投げのように、時折衝動的に変な映画を観たくなるのです。これもボロ雑巾のような靴を好んで購入する趣味と同じく、因果な体質と思って受け入れています。

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「プレスリーVSミイラ男」
このくらいになると、最初から一切期待しないため、駄目でも心は(そこまでは)揺らぎません。
それどころか意外に面白かったです。自分の中のハードルを下げすぎてしまったのかもしれません。
ジャケットから、投げやりなインパクト勝負のC級ホラー映画の臭いが酷いですが、案外観れるドラマでした。
生きる目的を何もかも失った、自称プレスリーの老人が、ミイラ男に老人ホームが夜な夜な襲われていると知り、戦う意思を持つことで人生に生きがいを再び感じる・・・。という映画でした。
時間配分が滅茶苦茶だったので、非常にだるい映画で、後半は怒涛の説明口調で誤魔化し、ミイラとの戦いは投げ捨てるようにいい加減でしたが、それでもドラマパートが頑張っていました。
ホラーとして観ると、完全な汚物でしたが・・・。

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「メタルマン」

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どこかで見た事があるようなジャケットの作品。
ネット上では怪しい人気があるようです。
それは外見上のインパクトと、キャラクターの、というか、博士のサイコなキャラクターっぷりが人気のようですが、実際の内容は、流石のクソで、低予算映画ならではの、人をイライラさせることが目的にすら感じられる、無目的で無駄な会話がほとんどであり、真面目に観ていたら前頭葉がやられます。実際私は字幕派なのですが、吹き替えにしなければ耐えられませんでした。聴覚は危ないところまでいきました。

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そして前評判通りの博士のサイコっぷり。
普通こういう、ワケありのスーツを着て戦う主人公は、主人公にワケがあって、妙な格好をして戦う事がほとんどで、偶然似ている映画・・・?であるアイアンマンもまた、主人公が自分の都合で仕方なくスーツを着るのですが、この映画は博士の一方的な都合で、主人公が騙されて一生脱げないスーツを着る羽目になるという、徹底的なサイコを見せ付けてくれます。
戦う相手は博士の個人的な因縁のある相手というのも、サイコとして非常にポイント高いです。
そして非常に独善的な性格で、人の話を一切聞かず、表面的な謝罪しかせず主張だけはきっちりする姿は、いっそ清々しく、最高に笑えました。
近いキャラクター像は、「ミザリー」でしょうか・・・。あの、サイコホラー映画の。
ヒーロー映画の善側である博士が、サイコホラーの悪人に近いとはどういうことなのでしょうか・・・。
とりあえず博士のサイコっぷりと、妙なスーツの主人公を観て楽しむぶんにはいいと思います。それ以外は全部飛ばしたほうがいいかと・・・。つまり、一発ネタ映画でした。

ところでこの博士、私がずーっとDVDをほしくて探しているカルトホラー映画、「ファンタズム」に出ている人だったのですね。

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このサイコなキャラクターっぷり。ファンタズムで磨き上げたのでしょう。(てきとう)
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コメント

No title

クソ映画特集、いつもありがとうございます笑

メタルマン、かなりソソられます。こないだシビルウォー見てきたばっかりなので。

ピューっと吹くジャガーの「がっかりイリュージョン」を見てみたくなったピヨ彦の心境だと思いました。

C級臭がスゴいと逆に見てみたくなる。そして、案の定ガッカリする。人間って不思議ですね(~o~)

No title

>kuromameさん
一切の需要がないと覚悟の上でのクソ映画特集です(笑)
メタルマンは凄いですよ・・・。身近な映画が、如何に厳選されたエリートであるかよく解る映画です。
低予算、パチモン、低レベル脚本、大根役者。
ほぼ完全に揃っている状態で、「一体どこまでやらかすのだろう?」と思いながら観ると、半分くらいは楽しめます。
ただ、がっかりイリュージョンとの最大の違いは、造っている方は大真面目というところで、大真面目故の狂気でゲラゲラ笑えます。
ただ・・・今レンタルがあるかは限りなく怪しいです・・・・・・。少なくとも最近建った店には間違いなくありません。


・・・・・・あんまり大きな声では言えませんが、某動画サイトにフルであるのを見かけました・・・。

No title

スニゲーターさんにそそのかされて、某サイトで「スーパーシャーク」を見てしまいました笑

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26454784

オープニングから腹筋崩壊。。

インターネットの草創期に韓国版の「北斗の拳」のレビューを見た時の感動?がよみがえってきました。

http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/50154136.html

オープニング以降は必死に耐えてきたものの、テーマソングが流れたところで、完全にノックアウト。「スッパシャっ!」ダメだあああ。

ちょっとメタルマンまで見る元気がありません(-_-;)

とりあえずストーリー性とか、設定の整合性がぜんぜん取れてないことはわかりました。

No title

>kuromameさん
昔から少数ですが、「クソ映画愛好家」という奇特な方はいらっしゃいますね。
その上のURLの方はかなりクソ映画を頑張って視聴されていますね。普通あのレベルのクソ映画はたまにじゃないと気が狂いそうになるのですが・・・。
私の場合、珍映画愛好家なので微妙に違うのですが・・・え?違いが解りませんか?(笑)
しかし下のURLの方の北斗、な、懐かしい・・・。レンタル店の一角で、怪しい雰囲気を出しているアレですね。

シャークアタック!!のテーマもいいですが、シャークネードのテーマもお忘れなく!私は最初ラモーンズが出している曲だとばかり思っていました。
B級以下の世界というのは、今の格好付けた映画界が避ける表現を大盛りで出してくれる、案外面白い世界です。
あ、勿論映画が面白いかは話が別ですが・・・。

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